2022年12月18日日曜日

「鍋」を囲んで年の暮れ

12月18日(日)曇り。

師走も早や半ば過ぎ、午前10時より今年最後の役員会を開催。
会長からの報告事項、新役員候補、次年度山車保存の助成金申請事案などを協議しました。
役員会の前に、年末大掃除実施。気の付くところ一通り、床は勿論、窓拭きやLEDカバー、トイレなど綺麗になりました。
その後、可睡斎の御札を「町内社祠」に収め、出席者全員にて参拝させて頂きました。

そして本日は、出席の皆さんと「鍋」を囲んでの年末懇親会を持ちました。
女性役員Iさんには、調味料や・・
奇麗にカットして、鍋の野菜を用意して頂きました。
宮崎の山奥で獲れた、イノシシやシカ肉のスライス係はKさん・・
鹿肉を漬け込む、リンゴと玉ねぎの擂りおろしはNさん・・
みんなで合作の一年一度の特別イベント。
これも宮崎の珍味・・滋養豊富な”オオスズメバチ”の佃煮。
鹿肉BBQの下拵え(左下)と、猪鍋(中央)。
Kさん手造りの赤味噌仕立て、シシ鍋の出来上がり。
煮込むほどに、味噌の香りと旨味が際立ってきました。
素朴な田舎料理が100均の碗に出会って、極上の味わいに・・。
夕方4時近くまで・・
鍋を囲んだ”よもやま話”は、尽きることなくつづきました。
「とても美味かった!」と、大好評。宮崎の凄腕ライフルマンに皆で感謝!!

2022年12月10日土曜日

師走恒例可睡斎代参

12月10日(土)晴れ。

朝9時に公会堂出発。会長、中垣さんと3名にて恒例の可睡斎へ。
静岡県に入りトイレ休憩。12月半ばとは思えない日差しに「流石は遠州」と一同ガッテン!

境内は、やっぱり秋色でした。
山門脇の手水舎にて、心身を清め・・
可睡斎・総合受付へ。
御祈祷は11時半から。
町内社祠と、皆さん依頼の御札22体の御祈祷を受付にて申し込み。
待合室では、何時も美味しい静岡茶と菓子をいただけます。
扁額の「忍即和」
心して噛みしめたい”言の葉”と思います。
荘厳な御祈祷が続くなか、三尺坊大権現さまに町内安寧を祈願し合掌。
導師さまの有難い講話を拝聴した後、御札一式を授かりました。
道元禅師御霊廟の間。
曹洞宗の開祖、道元さんを祀る廟。
来る度ごとに、必ず撮りたくなる中庭の佇まい。
紅葉進行中の風情ですが、手前の梅の古木は早や蕾が膨らみかけているような・・!?
三尺坊には、圧倒的規模の ひな人形 ←の段飾りがありまが、今回、別の部屋で”妖怪木彫展示会”が開催されていた。
”水木しげる風”の、妖怪ワールドを拝見できました。
狐の嫁入り行列や・・
妖怪(壱)
妖怪(弐)
妖怪(参)
妖怪(肆)
妖怪(伍)※その他、無数につき省略。
ランチに何時も立寄る蕎麦屋は、超満員でパス。
暫く県道を走り、飛込んだ店の特大(!?)エビ天うどん、中身は極小(!!)だけどプリプリ。特に、薄味の出汁が美味かった。
PM3時過ぎ無事帰着しました。御札は、班長さんを通して近日中にお届けいたします。

2022年12月3日土曜日

べろべろ修復

12月3日(土)晴れ。

「明治十四年新調」とあるこの箱に、”からくり人形”が入っています。
江戸時代から、わが町内会に伝わり親しまれてきた通称”べろべろ”です。今年の祭礼の際、肝心のベロが上手く動かなくなってしまいました。
祭りの人気者だけに、さっそく修理をすることになった次第。
そこで本日、副会長以下3名にて春日井市にある…
不具合を詳しく診断の上、修繕の見積もり依頼をしてきました。
仁兵衛さんによれば、市内には同じ人形が他に2体ほど現存しているとのこと。
古の絡繰りには、鯨の髭や絹糸などが使ってあり、素人が手を出せる領域ではなさそうです。更には、名古屋市無形文化財に関わる人形のこと、古来の技法による復元が必須となります。
暫しの間、仁兵衛さんの「からくり話し」を神妙に拝聴させていただきました。
各地から来ている、修繕依頼の人形たち。
どれも価値あるお宝ばかりです。多くの人形が並んでいたのですが、許可を得て一部を撮らせていただきました。

2022年10月9日日曜日

秋祭り(雨にたたられて)

10月9日(日)曇りのち雨。

”NETの天気予報”を幾たび見たことやら・・!?
秋祭りに関わる全員が、きょうの天気に”ヤキモキ”する日々であったと思います。

前日の土曜日。祭り準備の梵天立てから・・
町内に氏神さまを迎える”目印”で、神社の竹藪から頂いた真竹に紙垂をつけたもの。
青空に浮かんだ羊雲。
「明日もこんな上天気ならいいけどな~!」っと。
世話役さんは窓ガラス拭きや部屋掃除、公会堂周辺の草取りなどもテキパキと。
宮司さんがバイクでご来臨。
相談ごとは、やっぱり天気の状況次第・・波乱もありか、と。
とに角、準備だけは怠りなく平常通りに・・
梵天に御神燈を添えました。山車蔵の大扉、開放~!
梶取衆の衣装合わせ・・も。
からくり人形の着付け。
その頃、神社境内では恒例の玉砂利移動。
町内から精鋭5名が参加しましたが、雨天で無駄にならないよう・・に!?
準備が整い、ひと息ついたランチタイム。
突然のBBQも。各自持ち寄りの道具や食材・・いつの間にか揃っていた。
夕方、神社正殿で“前夜献灯祭”が斎行され、会長と担当の班長さん、祭事方など5名にて参拝してきました。
無数の長提灯に灯が入り、境内は昼間とは違う幻想的な趣がありました。
祭礼当日・・朝8時集合。
梶方衆により、山車が曳きだされました。この時、空は薄曇り。
大幕飾りが済むと、からくりの取付け・・
ご近所さんも山車見物にやってきて・・ベロベロ人形を楽しんでいました。
ご厚志芳名板の設置。
今年も、多くのみなさんに「篤いご寄付」を頂き有難うございました。
午前10時、全員集合の記念撮影。
天を仰ぎつつ、ここまで何とか天気はもっていました。この後、御旅所参拝。
特殊カメラで撮った鳥観図。
(写真家のMさん撮影)
集まった皆さんが「お車と空模様」を見あげていました。
囃子方は笛合わせ中・・
0時45分、当初の予定通り「出発~!」
ただし、度々の協議により「超~短縮の曳き回し」となり・・公会堂前の200mほどの間、精いっぱいの声を出して頑張りました。
その直後、何と!ポツリポツリと冷たいものが・・で、大急ぎで山車収納~!!
「あっという間」の曳行終了。
やるべき準備は例年通り、疲れは倍増だったけど、早めの夕食を囲んだ皆さんの笑顔が印象に残りました。
 (↓)2022年・城之下山車を"YouTube"でどうぞ!!
 
10月10日(月)=追記=
一夜明け、月曜日は皮肉にも秋の空。
本日午後、梶取衆有志の手助けにて、飾り幕の取外しや本体清掃を行いました。
雨のため、大急ぎで収納した山車を再び引き出しての作業。
暫くの間、爽やか空気にあててから大箱に収めました。
青空を眺めながら「一日違ったな~」と、誰もが同じ思い。
来年は、空模様を気にしない祭りを願いたいものですね。