2021年12月17日金曜日

火伏せの権現さま

12月17日(金)曇り。

秋葉総本殿・可睡斎代参へ、会長以下4名にて。
毎年恒例の行事で、町内会祭祀と回覧板で募った希望者分の御札を拝受してきました。
受付を済ませ、御祈祷時刻まで控室で遠州の美味しいお茶を頂きます。
流石、家康公所縁の古刹。庭園にも歴史を刻んだ趣があります。
長い廊下は、東司(日本最古の水洗トイレ)へ続く。
導師と脇僧6名による荘厳な御祈祷は、秋葉三尺坊御真殿にて。
両脇には、ご真言の「おんぴらぴらけんぴらけんのうそわか」の軸。平太鼓の連打が堂内に鳴り響く。
御祈祷が続くなか、町内平穏を祈願して順に合掌しました。
最後に、導師さまのご説法を拝聴し・・
可睡斎を後にして、遠州三山の油山寺へ。
紅葉が終わった境内(左)。右は昨年12月10日、一週間違いの比較画像。

ご本尊は、瑠璃光薬師如来。「目の霊山」と崇められている。
(町内会元役員Yさんの、眼病快癒を祈願させて頂きました)

2021年12月12日日曜日

年の暮れに

12月12日(日)晴れ。

師走も早や半ばとなりました。
終息しかけたコロナですが、デルタに続きオミクロンと云う感染力が強烈な新型が侵入したとのこと。これでは、安心して正月を迎える気分にはなれませんね。

きょうは久しぶりの役員会、年末大掃除を兼ねての開催でした。
加えて、宮崎から届いたイノシシと鹿肉の鍋や鉄板焼きを昼食で頂きました。
先ず、食材の調理に取り掛かり・・
大根を切ったり、焼き肉のタレを手作りしたり・・
その間、手分けして公会堂周辺のゴミ掃除や・・
町内会・祭祀のチリ払いも念入りに実施。
予ての議案を協議したあと、ちょうど正午に・・。
そしてこの度、役員会初の「鍋」を囲みました。メインは、宮崎の山で獲れたイノシシ。
直送の、根菜類やシイタケとの相性もぴったり。
男手ばかりの俄か調理ながら、猪の旨味が野菜に染みた「野性味豊かな」田舎の味を楽しむことができました。
鹿の鉄板焼き(↓)リンゴと玉ねぎのソース仕立て。更に、イノシシの塩コショウ焼きも、思わずため息のでる旨さでした。
本日のジビエ・メニュー(←PDFファイル)
最後は〆のうどん・・もちろん美味濃厚!

12月11日(土)晴れ。
ゴミ集積場のカラス除けネットですが、経年劣化でボロボロになり取り替えました。
倉庫に保管の「予備ネット」を、前会長のFさんと一緒に従来通りの手順で交換。途中、近所のTさんも参加・・
元通りに蘇りました。

12月9日(木)晴れ。
名古屋市無形文化財である「山車保存助成金申請」に必要な「見積書」を貰いに、祭事長のNさんに同行し老舗の太鼓店へ行ってきました。
店内は祭礼関連の道具類でいっぱい・・。
平太鼓の革張替えと、その台。そして、稽古用の篠笛x10本の見積もりを頂いた。
この店、享保年間の創業とのこと。
これは、城之下山車と年代を同じくする江戸の中期、8代将軍吉宗の時代に遡る。
追伸:年末の多忙のなか、本日の出席は8名でした。
今回は都合悪く欠席を余儀なくされた方、一年先の予定ですが「ジビエ・ランチの役員会」には是非のご出席を。

2021年10月9日土曜日

規模縮小・例大祭

10月9日(土)晴れ。

明日は成海神社の例大祭。
昨年同様、コロナ禍にて「山車の曳行なし」のちょっと寂しい秋祭り。縮小ながら、古来続いている祭礼に則り、各町内の「祭り宿」は設営される。本日、役員一同その準備に取り掛かりました。
神社境内の竹林へ。
真っすぐ伸びる真竹を二本、その一本は神輿巡幸の御旅所用に。
枝を整え、徒歩にて搬送。祭り提灯が連なる参道を通る・・
天っぺんに「紙垂=しで」を取り付け・・
4寸角、柾目檜の基礎柱。青竹が、ひつじ雲の天空に届くほどに立ちあがりました。
町内会のご神灯を根元に添えると、氏神さまのご降臨を仰ぐ「梵天」の完成。
ひと息ついた頃合いで、ランチ休憩。
祭礼準備が整ったので、懸案のモニター用TVを壁面に設置する作業。
先ず、壁に補強材を張り、取付金具の不具合修正にはサンダー登場・・!!
どっこいしょ!っと。上手くいった~!PCを32吋テレビに接続できました。
午後7時、神社正殿にて「祭礼前夜献灯祭」が斎行されました。
町内会を代表し、会長以下4名にて参列。鳥居をくぐり拝殿に向かう参道は、祭り提灯で足元が明かるかった。
拝殿内ではお神楽が奏上され、いつも乍らの雰囲気・・ですが、
コロナが収まり来年こそはと、再興を祈るような響きでもありました。


追記:10月10日(日)晴れ。「祭礼当日」

ここ数年、雨や台風にヤキモキさせられた秋祭りですが、きょうは上天気。
今回、山車を出すことはないけど、ひとまず大扉を開けました。これは、蔵内に秋の爽やか空気を入れるため。
そのついでに、からくり人形の写真撮影がありました。
教育委員会のKさんが、熱心に細部にわたる画像を撮っていました。
いつも賑わいを見せる祭礼当日ですが、きょうは静かな佇まいです。
昼食後のひと時、その視線の先は・・・
成海神社の祭事を記録したDVD。
祭礼集を鑑賞しながらひと時、”そのつもりの秋祭り”を楽しみました。
PM3時過ぎ、簡素化されたものの重要な神事である”神輿巡幸御船渡”の行列が通りました。
本日はこれにて終了!呆気ないお祭りでした。
明るいうちに片づけも終わり、てんてこ舞いじゃないのに「何だか疲れたね~」の感想にて解散。「皆さん、たいへんお疲れさまでした」

2021年8月15日日曜日

恒例神事/津島社還霊祭と厄日前献灯祭(追記:8/30日)

8月30日(月)晴れ。
厄日前献灯祭

先日の還霊祭に続き、厄日前平穏祈願献灯祭が斎行されました。
古来、稲作にとって三大厄日と云われている二百十日の前夜に、各町内が提灯とお神酒、神饌を奉献し祈りを捧げてきました。
とは云え、コロナ禍も突然降りかかった天災のようなもの。宮司さんも、それに言及されて併せて今後の平穏無事の祈願祭となりました。
薄暮の鳥居を潜り、祭事方役員と担当班長さん4名で参列させて頂きました。
(↓)涼を呼ぶ写真。
穏やかな山は、”平和”でいいですね。
これは8月28日(土)の北アルプスの写真です。登山愛好家の会長からLINEで頂いたものですが、あまりにも素晴らしい写真につき掲載させて頂きます。
3000m級の山頂は、地上の酷暑を離れて天国にいる気分になります。標高差3千mでは20℃ほど低く寒いくらいです。
(笠ヶ岳中腹から槍ヶ岳を望む/2021年8月28日:撮影/会長)

8月15日(日)雨のち曇り。
津島社還霊祭

ここ暫く、時ならぬ前線停滞による長雨が続いた。線状降水帯が九州~中国地方など西日本一帯に豪雨をもたらし、大きな被害が報じられている。
折しも、今日は終戦記念日。
成海神社にて毎年恒例の平和祈願祭と、津島社還霊祭が斎行されました。参列4町内の献灯(↓)
神事の前は、各町内会長老による束の間の情報交換の場でもある。
ご神前に、神酒・神饌が奉献され厳かに神事が進む。
還霊祭は、各町内に祀られていた津島神社の神札を、成海神社正殿脇の祭祀に還納する神事。
我が町内会を代表して、祭事長Nさんが御札を奉還。
一時間半あまりの神事のあと、帰路の参道に三日月が浮かんでいました。
町内会の弓張提灯と御神酒の岡持ちは、古来受け継がれてきた年代ものです。
NさんHさんお疲れさまでした。
それと、会長にはご神前まで態々ご同道頂き有難うございました。