2023年9月29日金曜日

愈々十月・例大祭秒読み

9月29日(金)晴れ。

きょうは中秋の名月、東の空から大きなお月さんが昇ってきました。

神社から各町内に配布の大型ポスター。
公会堂や、町内の店舗などに掲示してあります。
祭り幟も雰囲気を盛りあげます。
そして本日、修理に出していた「からくり人形2体」が帰ってきました。祭りの為の一時帰宅です。本格的な修復作業は、時間と予算の都合で来年度の予定。
たいそう立派な桐の箱(↓)
実は、今の収納箱は相当な時代もの。老朽化の為、この度の新調が決まりました。
真新しい箱に収まった采振り人形。
同じく弊振り人形(べろべろ)。
人形の操作台も新調。
べろべろ人形は、ひょうきんな動作で人気ものですが、ベロが動かない不具合がありました。鯨の髭など、昔ながらの材料を使い修復し元通りに蘇りました。
今までは頭巾に鉢巻でしたが・・
この度、修理依頼先の萬屋仁兵衛さんの助言にて、本来の烏帽子に。この祭礼には、凛々しい姿をご覧いただけます。
弁当(昼)と・・
弁当(夜)も手配済みですが・・
最も気になる天気予報が怪しい・・!?
本日現在、8日/70%と9日/60%になっています。予報精度が(B)なので、好転を期待したいですね。
追記:
「采振り人形について、萬屋さんの話」
城之下山車の采振り人形について、能の演目「石橋=しゃっきょう」の「獅子」ではないかとのこと。髪の毛は「赤」で、両手に持つのは采ではなく「紅白の牡丹」が本来の姿ではないかと。
NET情報/参考:「石橋・しゃっきょう」
仏寺や霊地を巡礼した後、唐は清涼山にある現世と浄土をつなぐ石橋を訪れた寂昭法師の前に文殊菩薩の使者である「獅子」が現われ、目も眩むばかりに咲き乱れた牡丹の花に戯れつつ雄壮な獅子舞を舞って千秋万歳を祝う故事に因む。
※注:石橋(しゃっきょう)で検索すると、多数の情報があがっています。

2023年9月18日月曜日

表札銘板更新

9月17日(日)晴れ。

祭礼が迫り慌ただしくなってきました。
次の日曜日には、例大祭のための準備総会があります。山車曳行や祭事の手順確認など、最終的な話し合いの場。

実は昨日、公会堂の銘板が新しくなった。
この写真の日付は2013年8月8日で、新築なった公会堂に設置した当時のもの。檜の板で、成海神社宮司の筆に依る「ありがたい表札」です。
あれから10年・・
これまで、経年劣化の手直しを役員Kさんに頑張ってもらったのに・・遂にこの度、取換えることに。
取り外した旧表札(↓)
新しい表札は分厚い欅の板。
下調べからいろいろと、Kさんの骨折りがあってこそ・・。
出来上がったのは、今年7月のこと。
暫く床の間に飾ってあったのを、祭も近いし愈々取付けることに。
発注から取付けまで・・お世話になりました。
銘板と壁、双方のステンレス金具が「ガッチリ!」嚙み合って・・
完成~!
文字が「蒲鉾状」に浮き出て「欅の重厚感漂う」それはそれは立派なものです。
追:10年前の2013年7月~8月頃、城之下公会堂は”仕上げの段階”に入っていました。(←建築工事/当時のアルバム)

2023年9月7日木曜日

祭礼準備始まる

9月7日(木)晴れ。

来月10月8日(日)は氏神さまの秋祭り。
コロナ禍の影響で、3年ぶり開催の昨年の祭りは、出発直後に降り出した雨で突然の中止となりました。
出発前の様子/2022年(↓)
去年のみならず、空模様に翻弄されることが続いたので、今年こそは”秋晴れの祭り日和”を願いたいものです。
9月3日には祭礼準備の役員会を開催。例大祭の流れや配役、必需品調達などの協議を行いました。
近々、町内会に回覧するご案内の原稿(↓)
城之下町の山車曳行図:上り(昼間)
城之下町の山車曳行図:下り(夜間)
夜の曳行では、提灯に蝋燭を点した四町内の山車が、揃って境内を出発。道中、城之下公会堂前に於いて勇壮な山車回転を披露します。
夜間曳行/2019年(↓)
※少子高齢化のご時世もあって、近年、伝統行事を守っていく環境が厳しさを増しています。然し乍ら、氏神さまの例大祭に於いて、祭りの花形である山車曳行の一端を担う町内会として、古からの地域文化を確りと後世に伝えることが肝要かと考えています。