2018年10月21日日曜日

山おろし(Ⅱ)と祭礼感謝献灯祭

 10月21日(日)晴れ。

先週の祭礼翌日、
山おろしの月曜日(15日)は生憎の雨。
で、山車(おくるま)周りの片づけを本日実施。

日本列島は爽快な秋天となり、
役員の他、梶方有志のMさんとRさんが駆けつけてくれた。
高齢役員の高所作業は覚束ないので
若者の助っ人は大助かりだった。
 雲流幕を取り外す。
錦糸刺繍は慎重にエアスプレーをかける。
曳行中の清め塩や予期せぬ埃を圧縮空気で飛ばす。
総代のFさんに、この機械を提供いただいた。  
山車(おくるま)の清掃を施し後、再び山車蔵に収納。
10tジャッキ2台で車輪を10cmほど持ち上げて
お車の基礎フレーム4ヶ所に丸太を置き
荷重を分散して支えます。


10月22日(月)晴れ。
午後7時より、神明社にて献灯祭が行われた。
19日(金)の諏訪社献灯祭に続くもの。
裏方及び表方に分かれている、一連の例大祭最後の神事。
今年も祭礼を無事に終えることができたことへの、
感謝の気持ちを氏神に伝えるもの。
今宵も各町内から代表者多数が、献灯とお神酒、神饌を
携えて参詣に集まった。

2018年10月15日月曜日

平成30年・成海神社例大祭

10月14日(日)曇り時々晴れ。

午前7時35分のYAHOO雨雲現況図。
雨雲が散らばっている。
これより少し前、午前5時半ころは「雨音強し」でした。

集合時間の8時頃はポツリポツリ、、、の状況。
神社からの情報では、午前9時に最終決定をするとのこと。
過去3年、
祭りの朝と云うのにこんな状態が続いている。
 道路が濡れているものの、青空が覗いたところでGOサイン。
室内では、人形の着付けが始まっていた。
ここでも文化財記録事業のTVカメラが回っていた。 
人気者のベロベロも、着付け前はこんな躯体(姿) 
 梶取衆による幕の取付け。
 囃子方の子どもたちも集まった。
 回転場所のサークルを描く。
特製の描画キットは城之下町内会の特製~!
 交通量の多い県道のこと、速やかに描くのは必定。
この円弧、約10秒で完了。
 大幕を展張すると、その雄姿は昔のまま。
順次、腹ごしらえのランチタイム。
城之下神楽会の席はたいへん賑やか。 
 外では、子ども菓子とハッピの配布が始まりました。
 今年初めての試み、簡略な品ですが祭り法被を無償配布。
サイズは3種類、各15着を用意しました。
梶棒に清め塩。 
絞り染めの幟・・曳行行列を先導します。 
 午後0時45分、予定通り出発。
100m先の交差点で折り返し、再び公会堂前を通る。 
祭りを次世代に繋いでいく元気な子供たち・・
 神社までの途上、他町内の年行事前でお神楽を奏上する。
お茶、お菓子、お神酒のご接待を授かる。
 狭い小路を進む。電線に注意が肝要となる。
 もう直ぐ神社境内・・
今年初めて、
山車蔵の前に桶狭間の合戦図を展示した。
これは、町内の写真家Mさんの制作によるもので、
ドローンの空撮写真に、458年前の合戦模様を重ねた
壮大なパネル。大好評を博した。
どこからともなく現れた”歴史家”らしき人たちが
両軍の作戦談義を始めた。
それはまるで、軍議さながらの白熱したもの。
なるほど~!っと、勉強させてもらったひと時でした。
この展示の前は、
夜になっても人が絶える事がありませんでした。
 恒例の御船渡神事の行列。
 夕方、夜間曳行の準備が始まる。
 提灯設置用の竿を木枠に取り付け・・ 
昔ながらの蝋燭提灯・・ 
 約120張りで山車(おくるま)を飾る。
蝋燭の灯はゆらりゆらり。癒しの揺らぎは幻想的でもありますね。
山車(おくるま)転回場所の城之下公会堂前は、
毎年、多くの観客で埋め尽くされる
10月15日(月)雨。
 朝9時集合にて後片付け(山おろし)がありました。
ところが雨、こうなったら手も足もでません。
山車を蔵から引き出し、大幕を収納したり
清め塩の除去作業などは
晴天のもとでなければ不可能です。
山車(おくるま)周りを除く片づけ仕事を終え、
反省会開催。
次の日曜日に再度の集合予定。

2018年10月13日土曜日

祭礼準備(2)

10月13日(土)曇り時々晴れ。

祭り前日、いよいよ準備は梵天立てなどの最終局面に突入。

朝一の作業として、青竹の調達があります。
昨年まで用立てを頂いていたS寺境内の竹林から、今回より
初めて、神社境内の竹林にて頂戴できることに。
氏神さんの竹の方が、
やっぱり有難さが違うような気がしないでもありません。
 少々の運搬距離もものともしないで、切り出しチームは
意気揚々と帰ってきました。
神社から授かった紙垂を取り付けます。
きょうの作業も、
名古屋市文化財記録のTVカメラが回っていた。 
 毎年恒例の作業につき、梵天建立は順調に進行。
室内では、梶取方の腰手ぬぐい(新モス)の準備中。 
カラフルな手ぬぐいを、伝統に則り折りたたみます。
これら古来の決まりごとは、町内のベテランから若いご婦人へ
と伝承されていきます。
皆さんから頂戴する「ご芳志」を祭礼中に屋外掲示します。 
今日は朝7時半から午後7時ころまで、力を合わせて
一連の作業を無事終了。
明日の天気は概ね良好の予報。
未明には若干の雨模様も、夜明けから回復に向かい
山車出発の昼頃には「晴れマーク」になっている。
祭り日和の晴天を、是非願いたい・・ですね。

2018年10月12日金曜日

祭礼準備(1)

10月12日(金)曇り時々晴れ。

例大祭を明後日に控え、境内一面に散らばる落ち葉を
掃き集める作業がありました。
わが町内からも総代のFさん始め、3名がご奉仕に出かけました。

祭礼当日、4町内の山車が揃う境内広場は一面の砂利。
 祭礼にあたって最初の力仕事は、この砂利を隅に集積すること。
 その理由は、祭り最大のハイライト“神あげ神事”が
正殿前のこの場所で斎行される。
囃子方の祭りばやしと、勇壮な山車回転が
参詣客の注目を集めます。
 山車曳行の4町内有志の皆さんの勤労奉仕にて
作業は着々と進みました。

明後日は曇り時々晴れ、降水確率20%との予報。
これを以って祭礼挙行と判断し、本日、
弁当手配を全て完了しました。

2018年10月1日月曜日

まさかの浸水(台風被害)

10月1日(月)晴れ。

台風24号は和歌山県に上陸し、三重県津市から
名古屋を直撃。
TVニュースが一日中、台風情報を流し続けていた。

伊勢湾台風以来の大型台風との情報でしたが、
昨夜は一時的に暴風雨に見舞われたものの、意外に
すんなり~の感じにて無事通過してくれました。
と、ひとまず安心したのですが・・

きょうの午後のこと、
ちょっとした用件にて、何気に山車蔵に入った役員の
Fさんが「たいへんだー!」と大声をあげた。

と云うのも、土間一面がご覧の通りの水浸し。
勿論、初めてのこと。
こりゃ~えらい事になりましたー! 
提灯の竿竹入れの段ボール箱もグチャグチャに。
 数名の役員も緊急参集~水の掻き出し作戦にとりかかる。
昨夜の風向き(南東)にて横なぐりの雨。
大扉の僅かな隙間が、雨水の侵入原因と思われる。
扉の縦枠に、水が流れた痕跡が残っていた。 
 古タオル&バケツで吸取ったり、甲板道具で履きだしたり。
 で、後は乾かすのみ・・
台風一過の秋風にて、思いのほか早めに乾燥しました。
Fさんの発見がなかったら、
一週間は水浸しのまま・・だったかも。
自然の為せる思わぬ災害を被った分けですが、
今後のためもあり
、善後策のお願いに、早速、建設会社に連絡しました。