2022年6月26日日曜日

恒例虫干しと津島社中祭り


6月26日(日)にわか雨のち曇り。

きょうは順延されていた”虫干し”と、恒例の”津島社中祭り”が行われました。
午前9時に役員一同集合。虫干しの準備で”山車蔵大扉”を開けました。
同時進行で、夕方に斎行の津島社神事の準備も。
町内のWさん家の竹藪から、青竹を頂いて・・
手際よく、町内社祠前に注連飾りを設置。
曇り空から小雨がポツポツと、雨雲情報のスマホ画面を覗きつつ・・
クーラーを効かせた、室内での虫干しとなりました。
お宝の大幕を広間に広げ、午前中の作業を終了。午後4時半の再集合を決め、一旦解散・・
午後、先ず大幕の収納です。
マニュアルを眺めつつ、慎重に作業を進め・・最後に雲竜幕、防虫剤も忘れずに。
絡繰り人形も、空調の涼しい風に心地よさげでした。
近所のワンコが「何だろ?」とお立ち寄り・・
午後7時からの神事を前に、祭祀の神饌も整えました。
日が西に傾いたころ、祢宜さんの祝詞(のりと)で始まりました・・
コロナ禍で、祭事の中止が続いていたのですが・・
久々に、神楽会の御神楽奏上が公会堂一帯に響き渡りました。
班長さんなど、多くの皆さんの参拝をいただいて・・
笛や太鼓の音が心に沁み入りました。
(コロナの所為で)お神楽稽古が止まっていますが、未来を担う生徒たちも急遽参加してくれました。
梅雨時から真夏にかけて、心配される疫病から町内を守る。昔から続く「津島社祭事の意義」を、祢宜さんから拝聴しました。悪疫を一身に纏った「町内社祠の御神札」を、神社にお還しするのが8月の「還霊祭」とのこと。
「昔から続いていること」のみならず「その意義を知る」ことも大切と改めて思いました。