2019年5月23日木曜日

令和の大修理

5月22日(水)晴れ。

この度、
文化財保存予算の裁定が下りて、
いよいよ山車の修理を行うことになりました。
水曜日の午後、
会長以下、出席可能の担当役員と施工業者の
打ち合わせが行われました。
修理ヶ所の再確認と、今後の作業行程を
協議し、
優先度の高い順に実施していくことになりました。

山車の修理は、今まで数度に亘り行われています。
記録に残る最古のものは天保年間。
分厚い和紙の綴りで、
墨書きの古文書は極めて達筆。
ご先祖様の偉大さを改めて知る思いです。
予め撮っておいた修理ヶ所を再度見分。
 文化財の保存事業は、原形への復元が原則。
元来あった昇降機が欠落。
いつの時代から無くなったのかは誰も分からず。
これは、他の町内の同様の仕組みを参考にして
原型通りに復元することになりました。
 彫刻の欠落・・
ひび割れなど・・ 
応急的に補修した部分も多数あり、出来れば祭礼までに
全て元通りに修復できることを願っています。 
打ち合わせと並行して、町内社祠の扉部分の
補修作業をKさんの発案にて・・。
 扉を開いて催行される祭祀の際に、
風で勝手に動いて困っていたのですが
ステンレスのワイヤーや
金具を使って固定できるGOODアイデアでした。
Kさん、
せっかくの代休にお疲れさんでした。

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