今年もまた「天気予報」から目が離せない展開でした。
10月は青空のもと、運動会やお祭りが開かれる。もともと雨が少ない時季ですが、近年は意に反し、週間予報を一日に何回も覗くことが習慣になってしまっている。
祭礼前日、空模様を心配しながらの準備が始まりました。
夜来の雨で濡れた地面に、神さまを迎える青竹の”梵天”が立ちあがった。
世話役のご婦人方により、梶方の用品準備も着々と・・
進んでいきました。
梶取り衆の装束合わせや・・
絡繰りの準備も・・
采振り人形(愛称べろべろ)の着付けと・・
石橋童子(しゃっきょうどうじ)の衣装も・・
祭礼当日、10月12日(日曜日)。
曇天のなか「山車=おくるま」が、山車蔵から曳きだされました。
梶取衆による、飾り付けが終わると・・一転!
格調高い晴れ姿に。
この金糸銀糸の大幕は、尾張藩のお抱え絵師”張月載”の原画によるもので、今では刺繍の再現がたいへん難しい”貴重なお宝”と伝えられています。
準備完了~!の記念撮影・・
出発前、御旅所(成海神社遷宮以前の旧跡)にて拝礼。
梶方、囃子方、曳行に関わる全ての皆さんが参列し、一日の安全を祈願する恒例行事です。
神社大前に裏方四町が集結・・
例大祭の本番、神上げ神事(動画↓)
夜の提灯曳行は、間一髪セーフ!
一時、冷たいものが顔にあたり、急遽、絡繰り人形のみ撤収を余儀なくされましたが・・
夜間曳行の様子(動画↓)
山車回転では、大勢の見物客の盛大な拍手で盛りあがり・・
幸いにして、最後まで”雨神さん”が何とか堪えてくれました。
午後8時25分、予定通り無事帰着。
ひと仕事をやり遂げた皆さんの、笑い声が飛び交うささやかな宴が予定の10時まで続きました。
翌13日(月曜日)は「山おろし」
梵天を降ろすのは、なんだか寂しさが漂っているような・・!?
山車を曳きだし、飾り幕の収納は主に梶方有志の皆さん。
そして”祭りの後”の片づけは、世話役班長さん方の大仕事でした。
最後に役員による反省会を開き、来年に向け様々な問題点などの意見交換をしました。
例大祭に携わった全ての皆さん、大変お疲れさまでした。
今年も多くの方から「ご芳志」を頂き、誠にありがとうございました。
※注:報道方Mさんに、LINEで送って頂いた精細画像と動画も使わせて頂きました。




















































