2024年10月15日火曜日

秋晴れの例大祭

10月13日(日)晴れ。 

注:本稿の画像や動画は、町内会の皆さんからお寄せ頂いたものです

実に、5年ぶりの「祭り日和」になりました。
2019年の””御即位奉祝祭礼””の後、コロナ禍(’20~21年)や降雨(’22~23年)で中止や簡略化を余儀なくされました。今年は準備段階の金曜から山下ろしの月曜日まで、雲一つない紺碧の空のもと素晴らしい秋祭りでした。
そして、采振りと石橋獅子の修復が完成し、嬉しいお披露目になりました。
神楽会お囃子演奏(mp4)
出発前の調子合わせと小手調べ・・
   
祭りの花形役者、梶方の面々・・
 
囃子方も勢ぞろい・・
出発前に御旅所参拝。
主に山車曳行に携わる梶方、囃子方などの皆さんが御旅所に御神酒を奉献し、祭礼の安全斎行を祈願する習わし。
12時25分、成海神社に向けて城之下町・山車蔵を出発し・・
御旅所前で折り返し・・
旧東海道で4町合流・・
祭りの”見せどころ”の一つ、勇壮な坂上げ・・
坂上げの連続画像・・
 
裏方4町の山車が、境内大前に勢ぞろい。
御船流し神事。
日本武尊の神話に因んだ神事で、例大祭の主要な祭事になります。
成海神社宮司により、船に見立てた”檜の板”が鳴海浦(扇川)に投入される・・
古来、縁起物として尊重され、その争奪合戦は昔の話・・
近年は、拾得倍率が緩くなっているようです。
夜間曳行のクライマックス・・山車回転!!
回転動画(mp4)です・・
 
御旅所前山車揃えを終え、丹下町を先頭にそれぞれ帰路につく・・
午後8時35分、城之下山車が帰ってきました。
町内会のミサワさん(報道担当)制作の”令和6年例大祭”の映像。
画像を連続再生する”YouTube”で、祭り全てが「12分19秒」で鑑賞できます
   
"kukimaturi"さんの鳴海祭(裏方)のYouTubeが早々UPされていました。
 
この祭礼の最後に特筆すべきこと。
この度、修復叶った絡繰り人形2体。采振り(右)と石橋=しゃっきょう(左)。
その収納桐箱の表書き。
町内在住のホリエ先生による書。柔らかで心和むような筆は「からくり人形」のイメージにぴったりです。

2024年9月29日日曜日

祭り近づく

 9月29日(日)曇り。

いよいよ10月、きょうは「祭礼準備総会」が開催されました。
役員、班長、配役有志の皆さん参集の上、例大祭の最終打合せをしました。

ここ数年、天候不順に悩まされた祭礼ですが、2週間予報では”曇り時々晴れ”になっている。今年こそは、と・・!?
ご町内向けの祭礼回覧板です。
きょうの総会に先立ち、先週には役員会開催。
山車曳行や世話人さんの作業手順など、盛りだくさんの行程や問題点などを協議しました。
江戸時代から、町内に伝わるカラクリ人形。
実はこの人形、長年の経年劣化にて修復不能になってしまいました。
この度、人形工房や公的文化財関係者との打合せを重ね、頭の新調と胴の修復が行われました。
新調したベロベロ人形の頭。
被っているのは、正調”折烏帽子”とのこと。今までは、豆絞りの鉢巻きだったですが、ひょうきんながら凛々しい姿が蘇りました。
以前よりお世話になっている、人形工房での打ち合わせ。
和紙で作られた牡丹の花。
現在、上段の子獅子が両手に持つ「采」ですが、本来は「牡丹」の筈とのこと。これは、能の「石橋=しゃっきょう」の一場面が由来。NET検索した画像でも、子獅子は牡丹の花を両手に持っていました。
祭りが近づくにつれ、神楽会の稽古も熱を帯びています。
今年、祭りに合わせて笛の新調をしたそうです。
そして最近、上達が著しい若手神楽会の面々ですが、毎週土曜日の稽古のほか・・
本番さながらの演奏も、特別自主練にて頑張っているようです。

9月27日(金)晴れ。
さて、長年の懸案事項だった町内会の”ごみ集積所”ですが・・
関係者立会いのもと、市の職員により9月27日に撤去していただきました。
何時も狙っていた”エサ場”が消滅し、カラス軍団はびっくり‼ですね。長年、管理に注力していただいた皆さん、ありがとうございました。

2024年8月30日金曜日

平和祈願と平穏祈願献灯祭

8月30日(金)雨時々曇り。

今夕「厄日前平穏祈願献灯祭」が神社正殿で斎行され、
町内会では役員と担当班長さんの5名にて参列してきました。
立春から数えて210日のこの頃は、稲に花が咲き実を結ぶ重要な時季。度重なる台風などの自然災害から平穏無事を願うです。
と、今まさに鈍足迷走の台風10号が接近中。
しかも予報は、当地方直撃コース・・
そして、明日(土)午前6時の降雨予想図。
「平穏祈願」のご利益にて、何事もなく通り過ぎて頂きたいものですが・・
東海道新幹線は、明日午前中の運休が決まっているようです。
境内、無数に並ぶ成就達磨さんを眺めつつ・・
怪しい雲行きの氏神さんを後にしました。

8月15日(木)晴れ。
きょうは終戦から79年、
武道館では「全国戦没者追悼式」が開催され、正午の黙祷や陛下のお言葉などがNHKで生中継されていました。
そして今夕、氏神さんでも
毎年恒例の「平和祈願献灯祭」と「津島社還霊祭」が斎行され・・
町内会を代表し、役員と担当班長さんの6名にて参拝させて頂きました。
正殿では、城之下神楽会による「御神楽」が奏上され、
参列の皆さんは、厳かな演奏を神妙な面持ちで聴き入っていました。
神楽会メンバー(↓)
 ※正殿内カメラ不可につき外での勢ぞろい。

2024年6月24日月曜日

津島社中祭り

6月23日(日)曇りのち雨。

津島神社は疫病除けとして、古来より信仰の篤い神さまです。
その御神札を祀る町内社祠にて、恒例の津島社中祭りを行いました。

成海神社で、祭事用の笹竹を頂きました。
午前中、梅雨空のなか真っ新な青笹の祭祀飾りが完成。
同時進行にて、ご神饌や榊の調達なども・・
祭事方及び役員、午後6時に再度の集合。
午後7時からの斎行にあわせて、いろいろ準備が整いました。
神楽会メンバーも参集し・・
お触れの奏上が始まりました。
成海神社祢宜さんのお祓い・・
祝詞(のりと)奏上・・
参列者一同、首(こうべ)をたれ・・
神妙に拝聴しつつ・・
そして、城之下神楽会のお神楽奏上・・
神々しい神楽の響きに、道行く人が足を止め聴きいる姿もありました。
参列者、及び神楽会の皆さんも玉串を奉げ拝礼。
天を仰ぐと、今にも降り出しそう。
雨予報90%のなか、中祭りは全て無事に終了となりました。

さて、近ごろの可燃ごみ集積所の問題。
紫外線に晒されて、カラス対策ネットが又々裂けてしまいました。
ペットボトルによる工夫など・・
”あの手この手”とカラスの知恵比べですが、現状はニンゲンサマのやや劣勢が続いています。
昨日、裂けた部分を寄せ集め、毎度の結束バンド修復を施しましたが、又、いつ破れるかも知れません。
近いうちに、””根本的解決策””を図らねば、と思います。