2025年10月14日火曜日

成海神社・秋祭り

10月11日(土)曇り。

今年もまた「天気予報」から目が離せない展開でした。
10月は青空のもと、運動会やお祭りが開かれる。もともと雨が少ない時季ですが、近年は意に反し、週間予報を一日に何回も覗くことが習慣になってしまっている。
祭礼前日、空模様を心配しながらの準備が始まりました。
夜来の雨で濡れた地面に、神さまを迎える青竹の”梵天”が立ちあがった。
世話役のご婦人方により、梶方の用品準備も着々と・・
進んでいきました。
梶取り衆の装束合わせや・・
絡繰りの準備も・・
采振り人形(愛称べろべろ)の着付けと・・
石橋童子(しゃっきょうどうじ)の衣装も・・
祭礼当日、10月12日(日曜日)。
曇天のなか「山車=おくるま」が、山車蔵から曳きだされました。
梶取衆による、飾り付けが終わると・・一転!
格調高い晴れ姿に。
この金糸銀糸の大幕は、尾張藩のお抱え絵師”張月載”の原画によるもので、今では刺繍の再現がたいへん難しい”貴重なお宝”と伝えられています。
準備完了~!の記念撮影・・
出発前、御旅所(成海神社遷宮以前の旧跡)にて拝礼。
梶方、囃子方、曳行に関わる全ての皆さんが参列し、一日の安全を祈願する恒例行事です。
寄付受付と同時に、ご芳名をプリントして・・
特設の芳名板に掲示しました。
氏神さんに向かう前に、一旦、四町の山車が旧東海道に勢ぞろい。
ハッピ姿のワンちゃん・・微笑ましい。
神社大前に裏方四町が集結・・
例大祭の本番、神上げ神事(動画↓)
 
夜の提灯曳行は、間一髪セーフ!
一時、冷たいものが顔にあたり、急遽、絡繰り人形のみ撤収を余儀なくされましたが・・
夜間曳行の様子(動画↓)
 
山車回転では、大勢の見物客の盛大な拍手で盛りあがり・・
幸いにして、最後まで”雨神さん”が何とか堪えてくれました。
午後8時25分、予定通り無事帰着。
ひと仕事をやり遂げた皆さんの、笑い声が飛び交うささやかな宴が予定の10時まで続きました。
翌13日(月曜日)は「山おろし」
梵天を降ろすのは、なんだか寂しさが漂っているような・・!?
山車を曳きだし、飾り幕の収納は主に梶方有志の皆さん。
そして”祭りの後”の片づけは、世話役班長さん方の大仕事でした。
最後に役員による反省会を開き、来年に向け様々な問題点などの意見交換をしました。
例大祭に携わった全ての皆さん、大変お疲れさまでした。
今年も多くの方から「ご芳志」を頂き、誠にありがとうございました。
※注:報道方Mさんに、LINEで送って頂いた精細画像と動画も使わせて頂きました。

2025年9月6日土曜日

祭りの準備・始まる

9月6日(土)晴れ。

9月と云うのに、猛暑のまま、、、
とは云え、来月は秋祭りがやってきます。

祭礼を前に、神楽会メンバーは練習に熱が入っています。
そしてこの度、新入生を一名お迎えしました。祭礼を支える希望の星・・お囃子の稽古がんばってください。
去る8月30日の夕刻、神社正殿にて「厄日前献灯祭」が斎行されました。
この祭事には、城之下神楽会による荘厳な神楽奏上が、毎年の恒例になっています。
さて、来月の例大祭に向け準備が始まりました。
祭礼必需品のチェックや主要品の注文、配役や祭礼手順の編集等、いろいろ慌ただしくなってきました。
町内会の皆さんに、お力添えをお願する「ご案内・回覧板」も作成しました。
神社から配布された「御祭礼資料」に基づき「城之下山車・曳行図」を作成。
今年も、道中印の3ヵ所にて「お神楽」が奏上されます。
曳行図(日中の部)↓
夜間の曳行図。
満載の提灯が揺れる、幻想的な夜間曳行。城之下公会堂前の勇壮な「山車転回」でクライマックスを迎えます。
また、本年は雨天順延ではなく「雨天中止」に変更されました。

2025年7月20日日曜日

定例役員会&変身おこげ

7月20日(日)晴れ。

きょうも熱い一日でした。
そして"参議院議員通常選挙"の投票日。こっちの方は、あまり熱いとは云えないような、、、衆院選と違い、街宣車が騒がしくもなかったですね。
定例の役員会開催。
会長からの行政関連と各部担当役員の報告事項、秋の例大祭の配役要員など予めの検討をしました。
終了後、会長の提案にて"暑気払い昼食会"日本古来の良き風習ですが、近ごろ殆ど聞かなくなりましたね。
AIによる概要では、、、
暑気払いとは、夏の暑さによって体内にこもった熱や疲労を払い、元気に過ごすための日本の風習、、、とのこと。
ビールなどで程よく身体を冷やし、この酷暑を元気に乗り切りましょう。
さて、おこげのその後、、、
(↓)保護直後の姿ですが、、、
保護当初の健康診断やトリミングなど、保護作戦の皆さんによる手厚い活躍により、、、
あれから20日余り、、、
4ヵ月に及ぶ「野良生活」の姿とは大違い「現在のおこげ」は、とても凛々しいワンコに変身していました。

2025年6月23日月曜日

津島社中祭り

6月22日(日)曇り。

夕刻7時より、恒例の「津島社中祭り」を斎行しました。
梅雨時の6月中頃に、成海神社宮司さんにお出で頂いての祭事です。
疫病退散にご利益のある津島社祭祠前に、神楽会のメンバーや役員諸氏、班長さんなど20名余りが参集しました。
宮司さんの祝詞、神楽会による厳かな神楽奏上のあと、会長に続き出席の皆さんが順に玉串を奉げ拝礼。最後に、この祭事の謂われなどを宮司さんから拝聴しました。
歩道では通行中の皆さんが足を止め、"お神楽"に耳を傾ける親子連れなどの姿もありました。
この日、"迷子犬"のことが話題にあがりました。
今年2月に突然玄関から飛び出して、その後行方不明に。その犬が町内会周辺で目撃されているようで、城跡公園では夜な夜なその姿を見かけるとのこと。
その犬(おこげ君)が、町内会メンバーにより写真に撮られていました。
手配写真の凛々しさと違い、やや疲れた感じではありますが、風貌からまさしく「おこげ」だと推察できます。
更に、クマさんにより城跡公園で元気なおこげの動画←が撮影されました。
辺りを警戒しながら、クマさん用意の朝ごはんを美味そうに食べています。餌付け作戦で「安全に保護」され、一日も早く飼い主さんのもとへ戻れるといいですが。(6月25日追記)
=おこげのその後=
6月29日(日)早朝、関係者及び保護作戦に参加の有志の皆さんにより、無事に保護されました。交通量の多い周辺環境から、おこげの安全が心配されていました。とにかく、無事に保護され一安心です。
保護作戦にご協力いただいた皆さん、大変お疲れさまでした。(6月29日追記)
更に、、、一夜明けて6/30日(月)のおこげ。
もう野良の顔ではありません。おこげに穏やかで平和な生活が戻ってきました。
動物病院での健康検査も良好とのこと。ハッピーエンドで一件落着!ほんとうによかったですね。(6月30日追記)

2025年5月18日日曜日

恒例・虫干し

5月18日(日)曇り。

きょうはこの時季恒例の虫干し。
五月晴れの空のもと、、、ではなく曇り空だったのですが、一番に山車蔵の大扉が解放されました。
先ず、山車蔵から大幕の収納箱を搬出・・
大勢で慎重に、公会堂広間に運びます・・
一方では提灯の天日干しが始まる・・
雲竜幕などを、特設の吊り紐に展開しました。
山車の銘幕や・・
狛犬や麒麟、鳳凰のたいへん貴重な刺繍大幕は座卓の上に広げて・・
エアコン、送風機などで部屋の空気を循環させ、今風の虫干し効果を狙いました。
午後2時に再び集合し・・提灯と大幕の防虫剤を交換、今年の虫干しは無事に終了。
その後、役員会を開催し各担当者からの報告事項などを協議しました。
薫風とは五月の季語。「若葉の香りを漂わせて吹く初夏の風」と、WEB辞書に載っていました。
きょう、町内で見かけた満開のアヤメ。
これはホタルブクロ。
名前の由来を調べると、花が提灯に似ていて提灯の古語「火垂る=ほたる」に因んで名づけられた説がある、とのことでした。
七十年くらい前の昔のこと、初夏に我が町内でも蛍が飛んでいたのを確り覚えています。
蛍を花の袋に入れて見てみたいものです・・!?