成海神社・秋祭り

１０月１１日（土）曇り。

今年も「天気予報」から、目が離せない展開でした。

１０月第２日曜日は、秋空のもと運動会やお祭りのシーズン。「雨の心配なし」が当たり前だったのに。この数年、週間予報を一日に何回も覗く習慣になってしまった。

祭礼前日、万一の雨を心配しながらの準備が始まりました。

夜来の雨に濡れた地面に、神さまを迎える青竹の梵天が立った。

世話役のご婦人方により、梶方の装備品準備も着々と・・

進んでいきました。

梶取り衆の装束合わせ・・

絡繰りの準備も・・

采振り人形（愛称べろべろ）の着付け・・

石橋童子（しゃっきょうどうじ）の衣装も・・

祭礼当日、１０月１２日（日曜日）。

曇天のなか「山車=おくるま」が、山車蔵から曳きだされました。

梶取衆による、飾り付けが終わると・・一転！

格調高い晴れ姿に。

この金糸銀糸の大幕は、尾張藩のお抱え絵師、張月載の原画を元に刺繍を施したもの。再現が難しく、たいへん貴重なものと伝えられています。

準備完了～！の記念撮影・・

出発前、御旅所（成海神社遷宮以前の旧跡）にて拝礼。

梶方、囃子方など全ての曳行関係方が参列し、一日の安全を祈願する恒例行事です。

寄付受付と同時に、ご芳名をプリントし・・

特設の芳名板に掲示しました。

氏神さんに向かう前に、一旦、四町の山車が旧東海道に勢ぞろい。

ハッピ姿のワンちゃん・・微笑ましい。

御神前に、裏方四町が集結・・

例大祭の本番、神上げ神事（動画↓）

　

夜の提灯曳行は、間一髪セーフ！

一時、冷たいものが顔にあたり、急遽、絡繰り人形のみ撤収を余儀なくされましたが・・

夜間曳行の様子（動画↓）

　

山車回転も大勢の見物客の大きな拍手に盛りあがり・・

最後まで、雨の神さんがなんとか堪えてくれました。

午後８時５分、予定通り無事帰着。

ひと仕事を無事にやり遂げた皆さんの、笑い声が飛び交うささやかな宴が、予定の１０時まで続きました。

翌１３日、月曜日は「山下ろし」

梵天を降ろすのは、なんだか寂しさが漂っているような・・！？

山車を曳きだし飾り幕の収納は、主に梶方有志の皆さん。

そして祭りの後の片づけは、世話役班長さんの大変な大仕事でした。

最後に、役員による反省会を開き、来年に向け様々な問題点等の意見交換をしました。

例大祭に携わった全ての皆さん、お疲れさまでした。

今年も多くの方から「ご芳志」を頂き、誠にありがとうございました。

※注：役員連絡LINEで送って頂いた、報道方Mさんの精細画像と動画を使わせていただきました。