2018年12月17日月曜日

火伏の神様

12月15日(土)晴れ。

総本山の
火祭り当日にあたる今夕、町内恒例行事の
お神楽奉納がありました。

一昨日、代参で可睡斎を訪れたとき
境内一帯に注連縄が張られていた。
曹洞宗の寺院に〆縄とは・・!?

不思議な光景にNETで調べてみました。
三尺坊大権現さまをお祀りしているのですが、
権現さまとは、秋葉山の山岳信仰と、修験道が融合した
神仏習合「神さま」との記載がありました。

そして、
可睡斎火祭りの記述中に“注連縄のお授け”があり、
 『火渡り道場は、清浄な領域として注連縄を廻らせて、結界を
設けます。 この注連縄は、魔や災いが入らないために張り、
昔は火渡りの修法が終わると我先にと、この注連縄を奪い取っ
ていた為、非常に危険でありました。 今は僧侶がこの注連縄を
切ってお授けとして配っております。是非最後まで残って頂き、
災いを防ぐ注連縄を受けてください。
以上の記事を見て、寺院に注連縄の怪が解けました。

授かってきたお札を町内祭祀に納め、新年一年間の
町内の火防と無病息災を祈願する、神楽会の
神楽奏上に参列の皆さんは神妙に
耳を傾けていました。
インフルエンザで出席できなかったメンバーも
いましたが、子どもたちは日ごろの稽古の成果を発揮し
元気に笛を吹いてくれました。  
その子供たちの後ろ姿。 
 見守る母の姿や・・
 町内会の皆さん・・
眼差しには親心が漂っていますね。 

2018年12月12日水曜日

可睡斎/恒例の代参

12月12日(水)曇りのち晴れ。

昨夜来の雨があがりました。
午前9時公会堂に集合し、会長以下4名にて
毎年恒例の秋葉総本殿可睡斎へ代参に行ってきました。
受付を済ませ、美味しい静岡茶とお菓子の
ご接待を頂戴しました。
ご導師ほか脇僧侶9名。
御真殿にて、今回は城之下町内会一座のみの
ご祈祷が厳かに始まった。
荘厳なご祈祷の一部を、YouTubeにて。
終了後、お札を授かる。
、町内の皆さんから依頼された分と、町内会祭祀用の御札。
(お札は、近日中に班長さんに配って頂きます)
ウイークデーの午後とあってか、境内は極めて静寂。
彦根城を築城した、井伊直勝公の墓所が境内に。
その墓石。
境内に佇んでいたお地蔵さん。
帰路、山門を見上げると、青空に楠の巨木が聳えていた。
浜名湖SAにて遅めのランチ、味噌カツ定食980円也。
Nさん、長距離の運転お疲れさまでした。

2018年11月4日日曜日

防災訓練(Ⅱ)

10月4日(日)曇り。

9月に行われた学区合同訓練に引き続き、近隣6町内会の
参加にて再度の防災訓練が開催された。

毎年開催の訓練は、各町内会から防災関連の役員が参加
するものでしたが、今回は班長さんを含め広く皆さんに
出席を頂きました。
防災会会長さんや、地区消防団よりの挨拶があり、
何よりも個々の防災意識だ肝心、との訓示がありました。
雨の心配がある状況ながら、爽やかな秋の公園広場で
皆さんしっかりと話に耳を傾けていました。
バケツの蓋が宙に浮いています。
これはマジックではなく、消臭スプレーをバケツ内に噴射し
火花で爆発させる実験。
昨今、噴射ガスにフロンの代替としてLPGが使われていて
一定の条件により、各種スプレーも危険な爆発物に
なると云うデモでした。
コミュニティーセンター内で、防災知識のレクチャーを受けた。
心臓マッサージの方法や・・
AEDの扱い方のデモも・・
再び、屋外にて簡易担架の作り方の実習があり・・

負傷者搬送の実技練習もありました。
持ち上げの際の声掛けと、進行方向は必ず“足が先”とのこと。

消火器の構造と、使用方法の説明があり・・
皆で体験しました。
  この様な実体験を重ねることにより、イザっ!と云う
ときに慌てずに動けると思います。
 三角巾についても勉強しました。
頭部の負傷や・・

腕の怪我など、三角巾が役に立ちますね。
単独での動作は難しく、誰かの介助に頼ることになります。
最後に、消毒済みで清潔な三角巾を地面や床ではなく
空中で折りたたむ事も学びました。

行楽シーズンの日曜日でしたが、午前中の2時間ほど
一所懸命に勉強しました。
本日の訓練に参加された皆さん、お疲れさまでした。

2018年10月21日日曜日

山おろし(Ⅱ)と祭礼感謝献灯祭

 10月21日(日)晴れ。

先週の祭礼翌日、
山おろしの月曜日(15日)は生憎の雨。
で、山車(おくるま)周りの片づけを本日実施。

日本列島は爽快な秋天となり、
役員の他、梶方有志のMさんとRさんが駆けつけてくれた。
高齢役員の高所作業は覚束ないので
若者の助っ人は大助かりだった。
 雲流幕を取り外す。
錦糸刺繍は慎重にエアスプレーをかける。
曳行中の清め塩や予期せぬ埃を圧縮空気で飛ばす。
総代のFさんに、この機械を提供いただいた。  
山車(おくるま)の清掃を施し後、再び山車蔵に収納。
10tジャッキ2台で車輪を10cmほど持ち上げて
お車の基礎フレーム4ヶ所に丸太を置き
荷重を分散して支えます。


10月22日(月)晴れ。
午後7時より、神明社にて献灯祭が行われた。
19日(金)の諏訪社献灯祭に続くもの。
裏方及び表方に分かれている、一連の例大祭最後の神事。
今年も祭礼を無事に終えることができたことへの、
感謝の気持ちを氏神に伝えるもの。
今宵も各町内から代表者多数が、献灯とお神酒、神饌を
携えて参詣に集まった。

2018年10月15日月曜日

平成30年・成海神社例大祭

10月14日(日)曇り時々晴れ。

午前7時35分のYAHOO雨雲現況図。
雨雲が散らばっている。
これより少し前、午前5時半ころは「雨音強し」でした。

集合時間の8時頃はポツリポツリ、、、の状況。
神社からの情報では、午前9時に最終決定をするとのこと。
過去3年、
祭りの朝と云うのにこんな状態が続いている。
 道路が濡れているものの、青空が覗いたところでGOサイン。
室内では、人形の着付けが始まっていた。
ここでも文化財記録事業のTVカメラが回っていた。 
人気者のベロベロも、着付け前はこんな躯体(姿) 
 梶取衆による幕の取付け。
 囃子方の子どもたちも集まった。
 回転場所のサークルを描く。
特製の描画キットは城之下町内会の特製~!
 交通量の多い県道のこと、速やかに描くのは必定。
この円弧、約10秒で完了。
 大幕を展張すると、その雄姿は昔のまま。
順次、腹ごしらえのランチタイム。
城之下神楽会の席はたいへん賑やか。 
 外では、子ども菓子とハッピの配布が始まりました。
 今年初めての試み、簡略な品ですが祭り法被を無償配布。
サイズは3種類、各15着を用意しました。
梶棒に清め塩。 
絞り染めの幟・・曳行行列を先導します。 
 午後0時45分、予定通り出発。
100m先の交差点で折り返し、再び公会堂前を通る。 
祭りを次世代に繋いでいく元気な子供たち・・
 神社までの途上、他町内の年行事前でお神楽を奏上する。
お茶、お菓子、お神酒のご接待を授かる。
 狭い小路を進む。電線に注意が肝要となる。
 もう直ぐ神社境内・・
今年初めて、
山車蔵の前に桶狭間の合戦図を展示した。
これは、町内の写真家Mさんの制作によるもので、
ドローンの空撮写真に、458年前の合戦模様を重ねた
壮大なパネル。大好評を博した。
どこからともなく現れた”歴史家”らしき人たちが
両軍の作戦談義を始めた。
それはまるで、軍議さながらの白熱したもの。
なるほど~!っと、勉強させてもらったひと時でした。
この展示の前は、
夜になっても人が絶える事がありませんでした。
 恒例の御船渡神事の行列。
 夕方、夜間曳行の準備が始まる。
 提灯設置用の竿を木枠に取り付け・・ 
昔ながらの蝋燭提灯・・ 
 約120張りで山車(おくるま)を飾る。
蝋燭の灯はゆらりゆらり。癒しの揺らぎは幻想的でもありますね。
山車(おくるま)転回場所の城之下公会堂前は、
毎年、多くの観客で埋め尽くされる
10月15日(月)雨。
 朝9時集合にて後片付け(山おろし)がありました。
ところが雨、こうなったら手も足もでません。
山車を蔵から引き出し、大幕を収納したり
清め塩の除去作業などは
晴天のもとでなければ不可能です。
山車(おくるま)周りを除く片づけ仕事を終え、
反省会開催。
次の日曜日に再度の集合予定。