10月11日(日)雨のち曇り。
10月10日前後は晴れの特異日と云われている。つまり、統計的に殆ど雨の
心配が無い、ということなんですが。
その祭礼当日、なんと夜半以来の雨が止まない。
午前7時、氏神さんから「祭礼決行」の報せあり。と云うのも、午前9時以後には
「雨があがる」との予報を信じてのこと。
午前8時、役員一同は決められた手順に従い作業に入る。
先ず、神さんが降臨する梵天が曇り空に立ちあがった。
真っ青な秋空が良く似合い祭り気分を盛りあげる梵天ですが、きょうは
心なしか寂しげに見える。
ご厚志の芳名を掲げる、掲示板の組み立て作業も・・。
公会堂正面に祭礼幕を設置する。
広間では世話人のご婦人方が、色鮮やかな新モスの手ぬぐいを折り畳む。
これは梶方が腰に飾るもの。色とりどり、一人12本を腰に巻くと大層華やかなイデタチになる。
催行が決まったものの、どんより垂れ下がった雲。いつ冷たいものが落ちても
おかしくない状況。いち早くお車飾りを始めるのを躊躇し、様子見は続く。
この日、用事で出かけた町内のとある場所で撮影。
すっかり秋ですね。
その近くの道沿いでも、キンモクセイが芳しい香りを放っていた。
何はともあれ、着々と準備を進める人形方の皆さん。
組み立て、そして衣装を着せる。この人形は、あの玉屋庄兵衛によるもの。
ポツリ、ポツリ、また雨。
されど、出発時刻から逆算。もう待てない時刻。
あやしい空の下、飾りつけが開始された。
その飾り付けの模様を、町内会役員のMさんが連写で撮影しました。
その画像をYouTubeにUPして頂いたのでご覧ください。
当日の準備は、
雨の心配もあり大慌てにて飾り終え、そのまま車庫へ戻して展示。
既に、綱を曳く子供たちの姿もちらほらと。
梶取方も全員集合。気合充分、出発準備完了~!
朝一で飾り終えたお車を、出発時間まで山車庫前で展示する。
今回、それは出発までの僅かな時間のみとなってしまった。
祭礼配役全員集合にて、記念の一枚。
今年、衣装を新調した囃子方。
高校生以上の5名が特注の浴衣を仕立てた。小中学生のメンバーはちょっとザンネン。
「早く大きくな~れ!っと、願うばかりなり」
氏神さん秋祭り(02)につづく
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