2014年10月13日月曜日

平成26年・成海神社祭礼

平成26年10月11日(土)、晴れ。

明日(12日)催行の成海神社祭礼準備は、現在、沖縄付近を北上中の台風19号の
心配と同時進行を余儀なくされて・・

特大孟宗竹の小枝を払い、神が降臨するとされる梵天の設置作業が始まった。
祭礼を迎える大切な準備が完了。
三方向の荒縄が梵天を支える。天 空に凛と伸びた先には、神社から授かった
御幣が取り付けられている。
明日の祭りに華を添える、カラクリ人形の調整も世話人の皆さんで・・ 
一日違っていたら祭礼中止、大変なことになっていた筈の台風19号。
まさに直撃コースでこっちに向っている。

10月12日(日)曇り。

山車蔵から曳き出された城之下山車。格納時は骨組のままだ。
今日中は曇り空ながら雨の心配は殆どなしとのことにて、予定通り
AM8時から山車飾りが進められることに。

大型木箱から取り出された大幕。 
 先ず、下幕を張り・・
 そして注連飾りを、最上段の屋台に取り付ける。
 徐々に体裁が整っていく・・
 この大幕の歴史は江戸時代に遡る。
尾張徳川家の御用絵師、月載の原画をもとに金糸銀糸が施された豪華な刺繍。
城之下町自慢の一つ、歴史的にも貴重なものである。
 夜間作業用の照明設置作業も。
これは夜間曳行終了時の格納作業に必要な照明で、
時代は下り、今や提灯の明かりならぬ(今年の)ノーベル物理学賞の「LED」である。
 深い緑色の雲竜幕は中段に。山車をきりりと引き締める。
全ての幕を取り付け完了。あの骨組みだけの山車に比べると
雰囲気がまったく 違って見えますね。
搭載カラクリ 二台の内の一つ、玉屋庄兵衛の人形に衣装を着せる。
 貴重な人形につき、作業も慎重になります。
 祭りにはなくてはならないお囃子。城之下神楽会のメンバーが音合わせ中。
 曳き手の皆さんもそろそろ集まってきました・・
 采をふり、目をシロクロ、舌をベロベロのカラクリ。通称ベロベロは子供たちにも人気あり。
お囃子の音とともに、愈々町内曳きまわし。
 小さな子供たちは、父兄同伴にて。祭りの微笑ましいひとコマ。
 この後、成海神社に向かいました。その境内に、四町の山車が集結する。
成海神社大前にての神事のあと、境内で夜間曳行の準備が進められ・・
 12日(日)夜、提灯にロウソクを点しての夜間曳行。
そして、祭りの見せ場、
城之下山車蔵前の勇壮な展開(回転)では、毎年、見物客の拍手喝采が飛ぶ。
 暗闇の中の御神灯、梵天を照らす。
 接近中の台風は特大、さらにコース悪しとの予報にて、
万一に備え、仕出し屋に注文済みの弁当を一昨日になってキャンセルした。
その代わりの弁当。
急遽変更の弁当調達。その難題を世話人の女性陣が見事解決!
大変美味しい夕食を、オードブルと共にきっちり用意してくれました。
皆さん、お疲れさまでした。
祭礼は今年も無事に終えることができました。

また、町内外の多くのみなさんより、過分なご厚志を頂戴しました。

ありがとうございました。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

町内会の皆様、祭礼当日はお疲れ様でした。

当日、微力ながら参加させていただき、大勢の人が力を合わせてイベントを成し遂げる姿に今年も感動しています。

普段、なかなかお話する機会がない近所の方々とも交流ができ、楽しい1日を過ごさせたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました\(^o^)/

          イチ女性陣より

匿名 さんのコメント...

初めてコメントをしたので慌てて一文字(さ)余分でした。飛ばして読んでいただけると嬉しいです。

        イチ女性陣より

ikkyu さんのコメント...

>イチ女性陣さん・・
コメントありがとうございました。そして、いろいろお世話をして頂きありがとうございました。
PS:このブログ、行事がないとなかなか更新されませんが、これからも応援宜しくお願いします。
=ブログ管理人=