2013年10月14日月曜日

秋晴れ・成海神社例大祭

平成25年10月13日(日)。
ご祭礼当日の早朝より、山車の飾りつけが始まりました。
 町内会保存の古文書では、享保年間(西暦1717年)よりの伝承とのこと。
年代ものの木箱に納めれている貴重な大幕を慎重に取り出して・・
 山車が、徐々にその優美な姿に変身していきます。
飾りつけが完成。由緒を記した高札が立ちました。
町内会に程近い祠・・
16世紀半ば頃、成海神社が現在の場所に遷宮される前までここに在ったと謂う
「お旅所」に 梶取衆とお囃子の皆さんが勢ぞろい。
それは、きょう一日の山車運行の安全を祈願する拝礼のため。
 出発前に、記念写真を撮りました。
 こちらは本日の立役者。
午前の部の曳行に奉賛して頂いた、R子ども会の可愛い皆さんたち。
 予定通り、午前10時に町内曳き回しに出発。
 子ども達と付き添いの父兄にて、お陰さまで例年より賑やかな曳行になりました。
 午前の巡行終了時、がんばった子供たちにご褒美の菓子が配られ・・
 午後、境内に集結した氏子四町内の山車。
本殿前で神上げ神事と神楽奉納が執り行われ、夜間曳行の準備もします。
 午後6時半、提灯を点した城之下山車が再び町内にやってきました。
山車蔵前で繰り広げられる勇壮な山車回転。
 毎年、観客の大声援を受けて力の限りを尽くす。
ここ一番!梶取衆最大の見せ場。
長かった一日の終わり。
町内会長より「何事もなく今年も安全無事に終了」の報告と御礼があり。
皆さんの労をねぎらう遅めの夕食会開催、今日一日の話に花が咲きました。 
山車曳行に直接携わった皆さん、裏方で祭りを支えた世話役の皆さん、
お疲れさまでした。
最後に、多くの方々より過分なご芳志を賜りましたこと、役員一同
心より御礼申し上げます。有難うございました。

2013年10月12日土曜日

秋祭り前日

成海神社例大祭の前日、早朝より準備が始まりました・・
 祭りの間、神さまが宿る梵天を建立しました。
10mはあろうかと思う青竹に御幣をつけて荒縄で三方に固定しました。
根元にはご神燈が2竿、夜には明るく灯が点ります。 
 広間では、世話人の女性陣が梶取衆や曳行役の半纏などの準備に入りました。
 必要分をひと揃えづつ、慎重な作業が続きました・・
 明朝の山車飾りつけに先駆けて、搭載するカラクリ人形の組み立ても大切な作業です。
 玉屋庄兵衛のカラクリ。愛らしい顔つきで采を振りながら踊ります。
 こっちは通称べろべろ人形。目をシロクロさせながら、文字通り、舌をべろべろ・・
 夜になって、神楽会メンバーの練習が始まりました。笛や太鼓の音色は、
懐かしい響きがあり魂を揺さぶられる思いがします。
明日の本番には、このメンバーの演奏が祭りに華やかさを添えてくれます。
日ごろの練習成果を披露する場でもありますね。
 床の間には、青竹の器に実りの秋を表現するかのような花が生けられました。
明朝7時より祭りの準備。町内曳行~神社大前の奉納~提灯満飾の
夜の曳行まで忙しい一日になりそうです。