2013年5月15日水曜日

紋章と大扉

 きょうは紋章と大扉の設置日です。坂井さんチームは社長以下精鋭部隊が大扉(枠組)を積んで到着・・
 じゃ、じゃ~ん!「この紋所が目に入らんか~!」
坂井社長によると、欄間の彫刻師に依頼して彫ってもらったそうです。欅の無垢5~60ミリ厚で、手にずっしり堪える重量でした。城之下町山車蔵のシンボルとして長く後世に伝えられるものです。
 数人掛かりで、大扉の枠組がトラックから慎重に降ろされ・・ 
一枚目、二枚目・・と 取り付け開始。これ、ヒバ材とのことで、ヒノキチオールを多く含み抗菌性と耐水性に優れた材木のようです。
片方6枚づつ、合計12枚の蝶番で蔵にしっかり取り付けられました。見上げるほどに、それはそれは大層立派な扉です。
この大扉は、防災上の観点からケイカル板(耐火ボード)を下地に⇒構造合板⇒防水紙⇒板金の順に4層の仕上げになります。
  
そして、ダンボールのダミーで紋章の付け位置を最終確認し、取り付け開始・・・
 この作業、ほかのもんには絶ったい!譲れん~!と、社長自ら率先して天辺へ・・こればかりは矢っ張り"特別の思い"であったような雰囲気だったです~!
「 どうですか~!?」 「え~感じー!」 「いーね~!」の声、多数あがる・・!!
大きさといい、色具合といい、さらにその重厚さといい、想像以上の出来栄えに皆感嘆の声をあげたのでした。 
 明日から扉の板金に入るそうです。きょうは全工程の中間点、節目のハイライトというべき日でした。坂井さんチームも安堵の気持ちでいっぱいの様子・・いや~毎日ほんとにご苦労さんです。感謝!

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