2013年4月28日日曜日

城之下の山車・歴史のおさらい

城之下山車の歴史をおさらいしておこうと思いました。写真は、昨年撮影の盛装した祭礼当日の晴姿です。
 城之下の山車の歴史は、享保年間(約300年前)まで遡る。
山車が知多半島・半田方面からやってきたのは、享保2年(1717年)とのこと。江戸幕府八代将軍徳川吉宗の時代で、吉宗はTV時代劇「暴れん坊将軍」で有名ですね。小石川養生所創設、南町奉行に大岡越前守を任命したのも吉宗。享保の改革で幕藩体制を強化し、徳川幕府中興の祖とも云われているようです。
 享保年間の約300年前に城之下にやってきた山車は、その後、天保12年に大改修が行われました。今に残っている古文書の一部をスキャンしたのが下の画像です。それはペリーが浦賀沖に現れる12年前、1841年のことですから、今から172年前になりますね。
時代は下って、時は平成。先の山車平成大改修とともに、今年2013年には山車蔵の平成大造営の最中。このように、先代から受け継がれた由緒ある山車を、後世に綿々と伝えることは真に大事なことと思います。
本日、3役でCホームセンターに行ってきました。だんだん姿を現してきた「津島社と秋葉社」の御札を祀る神棚を購入するためです。いろいろ検討の結果、前列の右側の神棚に決めました。
氏神さんの成海神社には、いつも町内安寧をお願いしています。そして、古来より津島さんと秋葉さんの2社も町内安全のためにお祀りしてきました。

2013年4月27日土曜日

世の中はゴールデンウイークですが

去る4月25日には霧除けの取り付けが完了しました・・
町内会M棟梁も、いつの間にか飛び入りの手伝い~それにしても、助っ人装束がきまっているではありませんか・・!?
 G連休突入の本日(27日)も、坂井さんチームは天板張り等に入っていました。
 電気工事も着々と進捗・・内部の配線や外部ではメーター類の設置場所にコードが延びてきました。ここには、受電と売電の両方のメーターが設置されます。
公会堂の内壁材(杉板)も配送されてきました・・
最近の内装はクロス張りが普通ですが、建設委員会では、公会堂と云う特別な事情を考慮し、恒久的使用に耐える杉板張りに決めました。
杉の巾板を、横模様で張って貰うことになっています。完成後の暫くは、爽やかな杉の香りを楽しめる筈です。その後はじっくりと熟成されて、いい感じの飴色へと変化していくことになりますね。
世の中はGウイークですが、いよいよ明日からは外壁工事も始まる予定になっているようです。

2013年4月25日木曜日

ちょっと気が早いけど、祭り3部作ご紹介

成海神社御祭礼の記事を検索していたら、城之下の山車がkabiy11さんのYouTubeに3部作で掲載されていました。昨年の祭りで、町内会の皆さんのカッコい~い勇姿が映っています。たいへん素晴らしいカメラワークですから是非一度ご覧ください。
成海神社正殿前で展開する城之下町の山車。ここ一番の見どころ・・神上奉納の映像です。
 
提灯満載の夜間曳行。城之下山車蔵前で勇壮な回転を披露する映像。城之下神楽会のお囃子も賑々しく華を添えています。
 
kabiy11さん、貴重な映像を拝借しました。ありがとうございました。

2013年4月21日日曜日

信長・歴史ウオーキング

 雨上がりの日曜日、城之下町内が何だか騒がしい・・!?
わが町内の城跡公園入口道路に、鎧兜の勇ましい武将たちが勢ぞろい。リュックを背負ったウオーキング姿の人々が沢ぁ~くさん・・
 武将隊の皆さんに「すみません、写真を撮らせてください」と、お願いすると・・いちばん強そうな大将がツカツカ~っと、近寄ってきました。「お、お~!」それは旧知のFさんだった~^^~
 皆さんの後に従って、城跡公園へいくと・・
 この公園を出発点に、熱田神宮まで二里あまり・・・成海神社や史跡を訪ねつつ歩き通すイベントの説明会開催中・・ 出発前の鳴海城跡公園をYouTube(3分21秒)にUPしましたのでご覧ください。
その中に一人、城之下町内会・建設委員のHさんのリュック姿もありました・・・
武将隊の先導で「いざ出発~!」皆さん、がんばってくださいね~
旧東海道を一路熱田さんを目指す・・途中、笠寺観音にも立ち寄るそうです。

2013年4月20日土曜日

これでひと安心・・

きょうは待ちに待った山車蔵への収納日・・
朝8時集合~!とのことで、7時半に現場へ。あれ~みんな集まっている~!坂井さんの社長と専務さん、町内棟梁のMさん始め町内外の助っ人が既に参集ずみ~!ビニールシートも除かれて、移動準備完了!の状況でした^^;~
 祭礼と違い、飾り幕はありません。保護掛布での引廻しゆえ、華やかさに今一つ欠けますが・・
 掛け声一発、息を合わせて一回転~
 尻の方からソロリソロリ。真剣に、慎重に・・ソロリソロリ~山車蔵へ~
 屋根屋さん、水道工事屋さん、その他の坂井さんのグループ業者さん、近所の応援団の皆さん・・早朝より駆けつけて頂きありがとうございました。
 お陰さまで、予定より随分早く在るべき場所に戻すことができました。3月4日に仮設へ移してかれこれ一ヵ月半、保存状態に全く問題はありませんでした。坂井建設さん、町内会の皆さんの「山車は絶対守る」との、熱い心意気が天に通じたと思います。
 当然ですが・・山車はキッチリ収まりました。保護の毛布や敷布は暫くそのまま、山車蔵が完璧に仕上がるまでもう暫くの辛抱なり。
いつも通り、油圧ジャッキで少々屋台を持ち上げました。車輪に余計な荷重が掛かるのを防ぐためです。
 4月10日撮影の画像と、10日後の今日の画像を並べてみました。前庭が、かなりすっきり見えますね・・皆さん、きょうはお手伝い本当に有難うございました。今後とも、ご支援ご声援を宜しくお願い致します。
きょうの作業は、坂井建設さんのブログ ←こちらにも掲載されていましたのでご覧ください。
収納が終わり、外壁材の色決めをしました。相談の結果、山車蔵正面は濃い目の茶系色、その他の外壁は薄いベージュ系に決定。
今日で瓦工事が完了~!折りしも、今晩は雨が降り出しました。工事は絶妙の経緯で順調に進行しています。

2013年4月19日金曜日

足場がなくなって・・

 きょう山車蔵の全容が姿を現した・・
外に取り付けてあるブルーシートのせいで全体が青く見えますが、実際は白です。見上げると、威風堂々!神々しい厳かな雰囲気さえ漂っています。
 天井の梁がいかにも頑丈、ここにも坂井さんの「こだわり」が実感できますね。皆なで天井を仰ぎ「スゴイな~!」と、叫んでいます・・^^~
 今朝の資源回収の際、紋章の位置が話題にのぼり・天辺まであっと言うまに駆け登ったのは町内会棟梁のMさん。「やっぱりココがえーな~!」と言うことで意見がまとまりました。
 さて、明朝8時集合~城之下の山車は、窮屈な仮置き場から(途中なれど)新調なった山車蔵に移動します。有難いことに、移動の助っ人にたくさんの応援隊が駆けつけてくれる予定になっています。

資源回収日

 皆さんご存知のように、町内会では毎週金曜日に資源ごみの回収事業を行っています。早朝より会長や保健委員、そのほか有志の皆さんのご奉仕にて長く続けられている活動です。各家庭で保管して頂いた一週間分の資源が持ち寄られ・・時には、出勤途中のお父さんの姿もみられます・・
資源ごみで一番の「お宝」と言えば、何といってもやっぱりアルミ缶ですね・・
 アルミとその他の空き缶は、キッチリと仕分け袋に分別します。
 その他、毎週水曜日にはダンボールや雑誌など、古紙類の資源回収も行っています。
この写真は、一昨日(4/17日)の様子です・・
 この様に、町内会の皆さん方のご協力と、地道な奉仕活動により得られる貴重な資金は、日頃の町内会運営費用にも役立たせていただいています。
今後とも、ご協力を宜しくお願いいたします・・

2013年4月18日木曜日

LED投光器取りつけました

4月18日(晴)
19日朝に足場が外れるとのことにて、午前中に塗装の進捗状況を見に行くと・・昨日塗ったパテをサンダーで研磨中~!山車蔵の中は霞がかかり、まるで黄砂現象みたいだった。
塗装がPM4時頃には仕上がると聞き、時間を合わせて再度現場へ。 足場のある内に、高天井の山車蔵に照明器具を取り付けました。結線はハンダ付けし溶着テープを巻いたので、長期間にわたり不具合発生の心配なし!のはず。
 今日の現場はちょっと静かな感じで、坂井チームは若者一人のみ。山車蔵の内面塗装が終了すると、残されたのは2人だけ・・で、大工のお兄ちゃんにデジカメを押してもらいました。
 ちょっとへっぴり腰に見えますが・・
 じゃ~ん・・!
NETで買った定格50Wだけど500W相当の明るさ、と言われているデッカイLED投光器の取り付け完了~!ただし、まだ電気が通ってないので、点灯テストは後日にオアズケ・・
山車蔵の両サイドに設置したので、合計1000W相当の明るさ。 電気が来たら、真っ先に山車を照らしてみたいですね~^^~
そうそう・・塗装工事は予定通り、きっちり完了。内壁の薄いベージュ系ホワイトは「風合いしっとりいい雰囲気」に仕上がっていました。艶消しの漆喰壁風で趣あります。

2013年4月17日水曜日

公会堂/山車蔵建設_リアルタイム情報

4月11日、工事は至って順調~12日から断熱材の発砲ウレタンの噴き付け工事予定。
きょうも町内会棟梁と坂井社長が打ち合わせ中~
ウレタンの泡が天井から壁面までびっしり張り付きました。触ってみると結構硬い感じ。発砲スチロールやグラスウールの工法と違い、完璧な断熱効果があるそうです。
サッシの取り付け工事も開始された。これは町内の安全を守る津島社と秋葉山の御札を収納する社のサッシ扉、特注品です。
 LIXILの玄関ドアも設置された。重厚感のある立派なものです。
成海神社社務所にて、 建物更生共済の見積もり査定の会合がありました。担当者には建築現場を見てもらいました。
 4月13日、屋根工事が始まる。相談の結果、白銀色のシンプルなもので施工してもらうことになりました。
4月15日。 ウレタン断熱工事が終わり、山車蔵の耐火ボードの取り付けが始まる・・
 4月17日。本日から山車蔵の塗装工事に入りました。建設委員で相談の結果、壁面の色を無難に薄いベージュ系の「白」と決めました。
 最初、柱や梁の養生から・・で、釘跡やボードの継ぎ目にしっかりとパテが塗られていった・・
 いつの間にか、街路樹のアメリカハナミズキが満開になっているではありませんか・・
天井のボードはローラーで2度塗りを施すとのこと・・18日には塗装完了~19日の金曜日には足場が外されます。
そして愈々、20日(土)朝一で仮置き場の山車が新しい「山車蔵」に鎮座することになっています。
 関係者一同、仮置きの山車が心配のタネでした。この件については、坂井建設さんにも、大変な心遣いを頂きました。土曜日の朝を、楽しみに待ちたいと思います。

公会堂/山車蔵建設_02(基礎工事~上棟式)

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3月20日、鳴小校庭の早咲き桜が開花しました。
建物取り壊し作業以来、好天に恵まれ建設工事も極めて順調です・・
 3月21日、基礎工事準備の丁張り・・きょうも又、いい天気~
基礎屋さんが入りました。13mmΦ鉄筋を15㌢角に張り巡らせて・・ これは地震が来てもビクともしない丈夫な構造です。
 コンクリートが打たれ・・基礎が姿を現してきた。
 型枠が外され・・
どうだ~っ!この厚み、スゴイナ~!!
4月8日の上棟に向け、4tトラック3杯の材料が搬入されてきました。
コンピューター制御の機械で刻まれた材木に「城之下町内会」の刻印があった・・
上棟準備の床張り作業が始まった。このお二方、坂井建設さんのトップとナンバー2なんです。
どうですこの厚さ、床のコンパネ28mm厚はあまり聞いたことがありません・・坂井建設「い~い仕事してますね~!」
坂井建設若手社員も、師匠について一所懸命に作業をこなしていた・・
山車蔵見附のシンボル材が製材所から到着・・これは、旧山車蔵の梁に使われていたもの。建設当時の棟上日付「昭和6年12月21日」と当時の棟梁の墨書きがくっきり残っていた。この松の巨木が新築山車蔵のシンボルとなります。
坂井建設社長さんにより、四方清めの儀式があり・・
町内会長の挨拶のあと、建設関係者、建設委員一同棟上を祝しお神酒で乾杯をしました。
クレーン車の助けで、柱がみるみる内に立ち上がっていきました。
山車蔵のシンボルもしっかり取り付けられた・・
建物は、壊されるときより立ち上がっていくのを見る方が気分がいいですね。
成海神社宮司さんに記銘していただいた棟板です。
山車蔵のてっぺんに登り、昭和六年の板と共に取り付けました。新旧の交代と言うより新旧融合の感あり・・
正面見附に城之下の「城」をデザインした紋章(ブログタイトル参照)がつきます。ダンボールで作ったダミーで全体のバランス感覚を検討しました。
(つづく) 
その他の画像はサイドメニューの”町内会アルバム”でご覧ください